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風俗バイトで思いっ切り稼いじゃおう

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風俗バイトで思いっ切り稼いじゃおうブログ:16年12月14日


「今日はお客様がみえるからお茶出ししてね。できる?」
お母さんから突然言われたのは、小学三年の秋。

お客様とは、お母さんの兄の嫁。
ぼくとは血のつながりはないが、
もの静かで上品な伯母が、ぼくは大好きだった。
はりきって、お茶の入れ方出し方を教わった。

伯母が到着して座敷でごあいさつをすると、
おもむろにお母さんが目くばせをした。

よし!と台所で、ぼくは教わった通りに急須にお湯を入れ、
茶葉を蒸らしている間に、お盆に木の茶托をのせ、
あたためた湯のみをのせて、お茶を注いだ。

湯のみに八分目。
濃すぎず薄すぎず…自分としては完壁だった。

得意気にそっと、伯母の前に差し出したが
ぼくは緊張して、茶托の上で少し湯のみがカタカタ鳴った。

「まあ、嬉しいわ!ありがとう、いただくわね」

にっこりして伯母が湯のみを手にした瞬間、
あ!と自分の顔がサーッと冷たくなるのを感じた。

注意して入れたつもりだったのに、
茶托にお茶がこぼれてしまっていたのだ。

あろうことか、
湯のみといっしょに茶托が持ち上がるのを見た瞬間、
思わず目をつむったぼくの頭の中に…

次にくるであろう光景がパパーッと、
早送りの走馬灯のように浮かび上がった。

…湯のみにくっついて持ち上った茶托は、
カチャーンと音をたてて落ちる。
困ったような伯母の顔。あわてるお母さん。
ふきんを手にするお母さんの姿まで思い浮かび、
ぼくはさらに強く目をつむった。
しかし…あれ?

ぼくが恐る恐る目をあけてみると、
なんと茶托は、伯母の左手の上にあった。

落ちる寸前、伯母はすばやく茶托を受けとめていたのだ。

そして、普通に静かに、お茶を一口飲み、
「まあ、おいしい」
と、言ったのだった。

ぼくは嬉しさと安堵と、
気はずかしさで何ともいえない心持ちだった。

フンガフフ
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